ぶりだいこん

20代女性、お給料と仕事量を天秤にかけては転職できない社会人。ゲームとか日常とか徒然。

【ゲーム感想(ネタバレなし)】十三機兵防衛団【Switch】

PS4でもプレイ済の大好き作品です( ´艸`)

(↑アフェリエイトはつけたところなので、つけてません)

 

<個人的評価>

総評 ☆☆☆☆☆(5/5)
ボリューム ☆☆☆☆(5/4)
シナリオ ☆☆☆☆☆(5/5)
プレイ難易度 ☆☆(5/2※難易度選択:易しい)
キャラ ☆☆☆☆(5/4)

 

<あらすじ>

アトラス×ヴァニラウェアが贈る 珠玉のドラマチックアドベンチャー Nintendo Switchに登場!

■ストーリー
過去・未来の時を超えて描かれる十三人の少年少女の群像劇 1985年、ある日突然隕石のように飛来してきた「怪獣」。 13人の少年少女たちは「機兵」と呼ばれる巨大ロボットに乗り、 繰り返される「破滅の運命」に時を超えて立ち向かう。

■ゲームシステム
日常に起こる事件から“破滅の運命"の真相を探求していくアドベンチャーパート「追想編」。 “機兵"に乗り込み怪獣と戦い、世界を守るバトルパート「崩壊編」。 「究明編」ではイベントアーカイブやミステリーファイルで物語の振り返りや考察が楽しめる。

Nintendo Switch版の特徴<お得なオールインパッケージ>
PS4版のDL豪華版特典「デジタル・シークレットファイル」& 先着購入特典「デジタル・アートワークス」が全部入り! 「デジタル・アートワークス」にはPS4版発売以降に描かれた 追加イラストも収録! パッケージ版は「描き下ろしリバーシブルジャケット」仕様!

<ゲーム内追加要素>Nintendo Switch版で新たに追加されたゲーム内要素
●兵装 「崩壊編」のバトルで使用可能な兵装を主人公一人につき2種類(計26種類)追加。 ※一部共通の兵装含む ●英語音声 ゲーム中のボイスに英語音声を追加。日本語/英語の音声切り替えが可能。

(引用元:Amazon Amazon | 十三機兵防衛圏 - Switch | ゲーム

 

 

●事前情報なしで体験いただきたいアドベンチャーパート

youtu.be

アマゾン含めたどんなレビューでも言われてますが、とりあえず事前情報なしで体験版なり遊んでもらって、大丈夫そうならそのまま最後まで切り抜けてほしい、アドベンチャーパート。

 

ヴァニラウェア作品が大好きだからより思う…というのは否定しないけど、ノベルゲーとして考えると、普通に良作。神作。

群像劇が大丈夫な人ならば、問題なくオススメできる作品でした。

13人分のお話が、リンクしていたり、パズルピースを当てはめていくかのようなシナリオは、確かにプレイ中にもどうなってたっけ?となることもあるけど、お見事でした!

 

根本的なシナリオがハッピーではないので、完全なハッピーエンドかと問われると個人的には微妙なところです。しかしながら、登場人物から見ると、綺麗にハッピーエンドになりますし、「希望」がある最後なのでハッピーエンドの分類になるのかな。

(このあたりに触れてしまうと、ネタバレになってしまうので、あまり深くは…)

 

SF要素をがっつり入れつつ、登場人物みんな恋愛させて、基盤の舞台は昭和レトロって要素盛り込みすぎです。。。

 

途中、シナリオが追いきれなくなっても、アーカイブになっている迷宮編ですべて整理できますし、登場人物の1人がほぼすべてを話してくれるルートがあるので、大丈夫かと。

 

●アドベンチャーパートと密接なバトルパート

 

私も、最初はなんで令和にもなって、戦闘グラ(アニメーション)があまりないバトルパートなんだ?と思ってました。いくら移植とはいえ、少しはなんとかできたやろと。

 

ただ、これアドベンチャーパートでも語られてたけど、昭和のゲームが元なので、アニメーションがあまりないバトルパートが確かに大正解ではある。

 

そして、特に終盤のバトルは、ほぼほぼアドベンチャーパートと密接(バトルパートの断片セリフの裏側がアドベンチャーパート)なので、ぶつ切り作業感も薄いです。

 

難易度選択は、カジュアル~ストロングまでの3段階。

ゲームで躓くようなストレスを感じたくない(下手なだけ)私は、カジュアル一択で戦闘してました。1戦ごとに難易度選択も可能なので、ユーザーにとても親切かと思います。

 

カジュアルならば、よっぽどでなければ、負け知らずです。

とりあえず、困ったときはセントリーガン配置して、インターセプター打って、シールド貼ってれば、敵の数でびっくりするラストバトルだって怖いものはない。

 

 

●全体的にとてもバランスの良い作品でした!(総論)

 

 

迷宮編はあけきれてませんが、エンディングまで28時間ちょっと。

ノベルゲーとして一般的なボリュームだったと思います。

 

シナリオと戦闘も程よく進めていかないと先に進めないため、どちらかをやり残してしまう…ということもないです。また、基本的にはプレイに迷うこともない(主人公ごとのルート分岐はあるけど、厳密には1本道)ですし、そんなにゲームが得意な人でなくても楽しめる設計だったと思います。

ヴァニラウェア作品って、難易度さえ下げれば、オーディンスフィアもだけど、ボタン連打でいけてしまうようなレベルで簡単になるのでゲームが苦手な人でも本当にエンディングまでたどり着けてしまう…ありがたい…><)

 

男の子もグラフィックだけでなく、内面もかっこいい子が多いし、女の子もただ守られるだけよりは、前線に出てしかも足手まといにならないので見ていて安心できます。

 

恋愛要素も、そもそものベースが「何周しても君と必ずめぐり合って君との約束を果たす」的な感じではあるので…

だからか、「性格的に別人として処置されてもやっぱり君を好きになる」だったり、「機械になってしまった自分も君が好きだから死ぬまで君を守り抜くけど、君自身は、今の身体のある自分に託す」とかなかなかにエモい恋愛が多い

 

個人的好きカプは三浦くんと、南ちゃん。十郎くんまわり、井出さんと如月さん。

どのカップルにも言えるけど、皆さん幸せになってほしい。

 

アドベンチャーパートの主人公ごとのルートも、テンポよく「to be continue」となるため、隙間時間でも遊べます。

シナリオが少しでも気になる方は、ぜひとも事前情報なしでプレイしていただければと自信をもってオススメできる作品です!